撮影の目的もなく奥日光千手が浜を歩いていると、西の湖の入り口の橋の真下ではタスマニアンサイズのブラウンが産卵行動中、中には70オーバーの太い奴もいる・・・
ちょっと意外だったのはレインボーの産卵が始まっていたこと・・・・
ココ中禅寺では1月2月がレインボーの産卵期と自覚していたのだが・・・
11月20日、こんなに早いレインボーの産卵は初めて目にした・・・
北海道では4月から6月の間に産するというから同じ種で秋と春とではだいぶ違うことになる・・・
山渓の日本の淡水魚というぶ厚い図鑑には、田口氏が撮影した中禅寺のレインボーの産卵行動で9月20日と記されてある、写真はカミ付き合いの写真なので産卵行動というよりは縄張り争いだった可能性が高いのだけれど・・・いくらなんでも9月から6月まで産卵期なのだとは考えにくい・・・もっとも産卵期はもともとルーズな感じで長期なのかもしれないのだけれど・・・
ニジマスは日本に持ち込まれた後に人為的に産卵期をずらす操作もされてきたようでそのような影響もあるのかもしれない…
自然河川での繁殖はかなり多くの場所で行われていると思われるけれど、案外レインボーの産卵行動の写真を目にしないのは産卵時期の見当がつけにくいあたりにあるのかもしれません…
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